YAMAHAのCP-200!おしゃれな真鍮カポタストを2年間使用して思ったこと
この記事を読もと思った方は恐らくギターに興味を持っていてカポタストを探してる方なのではないでしょうか!
カポタストはたくさんの種類があります。
今回は、ヤマハのカポタスト「CP-200」を2年間使用した僕のレビューをまとめてみました。
購入を検討している方はどうぞ参考にしてください。
※現在(2021年)替えゴムが販売終了しています。替えゴムを探している方はこちら↓の記事をどうぞ。
「YAMAHAのカポタスト「CP100・200」の替えゴムの代わりはコレ!」
CP-200の性能
まずはCP-200の性能について説明していきます。
最初に言っておきますが、全く同じ形のものでCP-100というものがあります。違いは材質のみです。
製品名 | CP-100(2400円) | CP-200(3800円) |
材質 | ダイキャスト製 | ブラス(真鍮)製 |
CP-100のほうが安価ですが、錆が生じやすくネジ部分が劣化して使えなくなる可能性があります。長く使用したいのであれば、真鍮製のCP-200をお勧めします。気にしないのであれば、性能は同じなのでCP-100のほうがいいと思います。
性能①:ネジ式
CP-200はネジを回すことで弦を押さえます。
基本的にカポタストは↓のようなバネ式が多いです。
性能②:ゴムの交換が可能
どのカポタストでも弦に接触する部分のゴムは劣化していきます。
↓の写真で見うけられますが、弦でゴムが削れています。
弦は振動によって音を鳴らすわけですから、振動による消耗が積み重なるとゴムが割れたりします。
普通のカポタストだと、ゴムの替えは不可能ですが、CP-200はゴムの替えを購入することができます。
取り付け方
まず、ゴムの可動する部分を開いた状態でネックにあてます。
次にゴム部分を閉じます。
真鍮独特の緑青の錆がいい味をだしてくれる
真鍮は、緑青という錆が生じます。先ほど、ダイキャスト製のCP-100は錆やすいから、錆にくい真鍮製のCP-200がいいといましたが、これは赤錆等の悪い錆の話です。
真鍮でも錆が生じますが、それは緑青といわれる真鍮の腐食を防いでくれるいい錆です。
わかりにくいかもしれませんが、↓のようにポツポツと緑青がでています。
錆ですが、自分だけの模様ができます。
これに愛着がわくんですよ。
それとアコギには綺麗すぎるピカピカなカポタストよりも、アンティーク調のもののほうが僕は似合うと思います。同感だと思う方は、CP-200!おすすめですよ!
ネックの部分の革がズレる現象
長く使用するとネックにあたる革がズレてきます。
ここは接着剤でとめられているので、もしズレて気に入らなければ剥がして接着剤で貼りなおしましょう。
僕はこのまま使用しても特に問題はないのでこのままです。
使用感は?
僕は弾き語りメインでギターをやっています。
いままでいろんなカポタストを使ってみましたが、僕的に一番のお気に入りは、やはりCP-200です。
使用感ですが、弾きやすさなどは特にどのカポタストも遜色ないです。
ただ、音が違います。めちゃくちゃ違うというわけではないですが、よく聞くと違います。
ネジでしっかり弦を押さえているので、開放弦の響きがいいように感じます。
アコギの良さは開放弦の音色にあると思っています。
CP-200を使うことで、開放弦の音がしっかりと響きそれぞれの音が活き活きとしています。安いカポタストだとやはり違いがわかりました。
音をこだわる方は、CP-200がいいでしょう。
長く愛用したいならメンテナンスが必要
CP-200のネジは長く使っていくうちにつぶれていきます。ただこれは、本当に長く使えばという話であって、すぐにダメになるというものではないですので安心してください。
愛用したいのであれば、ネジに潤滑油を塗布したほうがいいです。
↓のような、潤滑油でいいのでたまーに塗ってあげたら長持ちします。
最後に
以上が、YAMAHAのCP-200のレビューになります!
それぞれのカポタストの良さがあります!
自分のカポタストをみつけてみましょう!
その際の参考になれば幸いです!
では、このへんで!