ジムニーのシフトレバーカバーを革で作ってみた【JA11オートマ】

ジムニー

シフトレバー カバー

今回は、ジムニー(JA11)のシフトレバー(オートマ)カバーを革で作ってみたのでその作り方を紹介します。



一応、既製品でこのようなものがありますが、ピチピチにフィットしたものを装着したかったので作ることにしました。

シフトレバーを外す

シフトレバーの外し方は簡単です。

①シフトレバーを一番手前までシフトする

②フロントガラス側にネジがあるので外す

③シフトレバーを左回転させて取り外す

できたら次です。

サイズ把握

シフトレバー カバー

この手の立体かつ曲線的なものは図面を作るのが難しいです。

革 型

このように革を押し当てて型をある程度把握します。

革 シフトレバー

結構な力で圧をかけるとこのように型が残ります。

この型を頼りに裁断していきます。

シフトレバー 革

展開するとこんな感じ。

裁断

どこを切ればよいかいまいちわからないと思います。

とりあえず、余裕をもたせて切ってみましょう。

シフトレバー カバー

随時、このようにサイズを確認しながらカットしましょう。

少々、切りすぎても今回おこなう縫い方「ベースボールステッチ」だと調整がきくので問題ないです。

逆に余裕がありすぎると、緩みがでるのでズレの原因になります。

微調整が済んだら次のステップです。

穴あけ

レザークラフト 穴あけ

穴あけは菱目打ち4㎜でおこないました。

縫合する箇所の穴の数を間違えないようにしましょう。

縫合

縫合の前に革を濡らしましょう。

革を濡らすことで、革が伸びやすくなりさらに乾いた際に形状記憶効果がでます。これを「ウェットフォーミング」といいます。

レザークラフト 縫合

濡らしたらこのように両サイドから縫合していきましょう。

ベースボールステッチ

縫い方は先ほど述べたように「ベースボールステッチ」です。

野球ボールと同じ縫い方ですね。

この縫い方はYouTubeなどでわかりやすい動画がたくさんあるので検索してみてください。

レザークラフト 縫合

縫合が終わったら端末を熱処理して抜け防止しましょう。

あとは、乾かせば完成です。

完成

シフトレバー カバー

かなりフィットしたカバーが作れました。

こういったものは既製品では再現できないので、DIYできるといいですね。

レザークラフト 縫合

シフトレバー カバー

シフトレバー カバー

シフトレバー

めちゃくちゃおしゃれな逸品ができたので満足です。

みなさんもチャレンジしてみてください!