【作り方解説】コールマンのペグハンマーをお洒落にしてみた

アウトドア, 革細工

ペグハンマー カバー

今回はコールマンのペグハンマーを購入しましたので、レザークラフトでお洒落にしてみました。

そもそも、コールマンのペグハンマーは無骨で他と少し違う感じがいいのですが、よりお洒落度をアップさせてあげたかったので持ち手を革で覆うことにしました。

ちなみに、このペグハンマーは打ち手部分が重くペグ打ちがしやすかったです。また価格もリーズナブルなのでお勧めですよ。

図面・型紙

↑の画像クリックして、印刷してください。その際は印刷オプションの「拡大/縮小」の項目を「実際のサイズ」に設定して印刷してください。

印刷用紙は硬い紙の光沢紙がお勧め。そのままカットして型紙とし利用できます。

作り方

レザークラフトに慣れているかたは非常に簡単な作り方だと思います。

順序立てて簡単に説明していきます。

型紙カット

取っ手カバー

取っ手カバー

このように線にならってカットしてください。

革裁断

次は革の裁断です。パーツは2個です。

取っ手カバー

↑のように型紙通りに鋭利なもので罫書きましょう。

目打ちや千枚通しを使うといいです。

罫書き終わったらカッターで裁断しましょう。

ペグハンマー カバー

穴あけ

縫合するための穴を菱目打ちと木槌を用いてあけていきます。

ペグハンマー カバー

↑の写真の通り両サイドのみに穴をあけましょう。

革を水で濡らす

ウェットフォーミングという技法を使います。端的に説明すると、革は濡れた状態から乾く過程で形状記憶効果があるためピッタリフィットさせたいときに使う技法になります。

ウェットフォーミング

まんべんなく濡らしたら表面に付着した水滴を拭きとって、縫合の準備完了です。

縫合

持ち手を挟みこむように、両サイド同時進行で縫っていきます。

ペグハンマー カバー

縫い方はベースボールステッチです。

縫い方がわからない場合はYouTubeで非常にわかりやすい動画が出回っているので参考にしてみてください。

ペグハンマー カバー レザークラフト

最後は切った端末を熱処理して完成です。自然乾燥させたら革が収縮してぴったりフィットします。

ペグハンマー カバー レザークラフト

みなさんも是非つくってみてください。