段ボールのままではダメ!?BBQ用の炭のおススメ保存方法!

アウトドア

皆さん、BBQの際はもちろん炭を使用しますよね。

炭の遠赤外線効果でジワジワと熱した肉というのは味がギュッとしまっておいしさ120%です。BBQの肉が旨いのはこれが一番の理由です。

つまり、端的に言えば炭というのは美味しくなるかマズくなるかを左右するという重役を担っているのです。

あなたはその炭をどうやって保存していますか?段ボールにいれたままですか?保管方法が悪いと炭の状態が悪くなります。

炭が悪い状態だと「悪臭」「爆跳」が生じます。爆跳とは炭が爆ぜることを言います。BBQをしたことがある方は一度は経験していると思います。やけどの恐れがあるため危険です。

ですので、BBQでおいしいを感じるために炭は良い状態で保存しておかなければなりません。

今回は、炭の保存に関してまとめてみたので参考にしてください。

なぜ炭が悪い状態になるのか?

炭が悪い状態になる原因は、炭が外気に触れて湿気や異物を吸収してしまうことにあります。

炭が湿気、異物を吸収した状態で長期保存すると酸化して臭いを発生させます。臭いが付着した炭をBBQで使用すると食べ物に臭いが移ってしまい台無しです。

また、湿気を吸収した炭を熱すると、炭の内部の水分が膨張して炭を破裂させます。これが、爆跳です。爆跳で熱せられた炭が目に入ったりすると大変危険です。さらに、折り畳み椅子などに爆跳した炭が付着すると穴があく可能性があります。アウトドア用の椅子ってほとんどポリエステルやナイロン製だから熱に弱いんですよね。

以上のことから、悪臭と爆跳予防のために炭が外気に触れて湿気や異物を吸収しないように対策しなければなりません。

対策方法は次に説明します。

 

おススメの保存方法

●準備するもの
1,タッパー
2,シリカゲル(乾燥剤)
 
1,タッパー

密閉するためにタッパーが必要です。タッパーにいれることで外気から守ることができ、炭の劣化を防ぎます。

大きめのタッパーは探せばあるので、たくさんの炭がはいるサイズを購入しましょう。

 
↓のようにタッパーに炭を入れます。
僕はコンパクトなほうが好きなので小さめのタッパーにキャンプ一回分の炭を入れています。
 
2,シリカゲル(乾燥剤)
シリカゲルとは湿気をとる乾燥剤のことです。
お煎餅などの袋のなかに、「食べてはいけません」という注意書きされた白い小袋が入っているのを見たことがあると思います。あれがシリカゲルです。捨てずに取っておいたら湿気取りとして使えます。
 
また、Amazonなどで安く大量に購入できます。
 

このシリカゲルをタッパーの上に置きましょう。

 

僕は炭が少量ですので一個しかシリカゲルを置いていませんが、5~6個くらい置いたほうが効果があると思います。

タッパーで外気の侵入を防ぎ、シリカゲルで内部の湿気を除去するので炭を守ることができます。

これで、炭のおススメ保管方法は以上になります。

すごく簡単に炭を良質に保てるので本当にお勧めです。

段ボールのままではダメなの?

炭ってだいたい段ボールに入って売られていますよね?

めんどくさがりな人は段ボールのまま保管してしまうと思います。

もちろん、炭は劣化するのが早いでしょう。絶対ダメとかいうわけではありませんが、もったいないですよね。

タッパーとか準備するのもめんどくさいという人は、せめてひと手間だけでもしてください。

炭をビニール袋にいれてあげて、封をした状態で段ボールにいれてあげてください。

これだけでも、だいぶ違います。

BBQを最大限に楽しむためにも、炭のメンテナンスは重要です。

たかが炭、されど炭です。

みなさん、アウトドアを楽しんでいきましょう!

ではこのへんで!