革製品のお手入れの仕方!お手入れって必要??

革細工

どもペンギン野郎です!

前回はOD缶110のカバーを作成しました。

作成の際に革を一度水に浸け、乾燥させました。これによって、革自体が本来もっていた油分が落ちるため革の保湿をする必要があります。今回はそのお手入れの仕方を教えます!

そもそも革にお手入れは必要なの?

まず、革のお手入れの必要性を考えてみます。

結論から言うと「別にしなくてもいい」です。

というのも、革は使っていくだけで人間の油脂がつき勝手に保湿されますし、そもそも革そのものが強いため神経質になってお手入れをするほどでもないです。

では、なぜ僕はお手入れをするのか?

そんな疑問の答えは「綺麗を保つため」です。

ほんとうに、それに限ると思います。

少し話が変わりますが、いろいろなものを革細工で作ってきて、肌身離さず使っているもので「財布」と「小銭入れ」があります。(アブラサスの薄い財布、小さい小銭入れを模して作りました。)

これらは、特にお手入れをしていません。

どうですか?僕はこんな感じで傷が入ったり擦れができたりでエイジングされたものにも美を感じます(笑)

では次にお手入れしたもの見てください。

こちらは、定期的にお手入れしているものです。(ドラクエのスライムのレザー商品が数年前に限定販売され、いまではプレミア価格がついて手が届かないので自分で作りました)

使用頻度は違いますが、このスライムのレザーは財布を作成した時期よりも2年くらい早かったと思います。

お手入れあり(左)とお手入れなし(右)を比較

お手入れなし(右)は傷や汚れが目立ちますね。

お手入れあり(左)は少々汚れがあるものの傷が少なくつるつるしている感じですね。綺麗という印象です。

でも、どちらも革が切れたりなどの致命的な欠損はみられません。致命的な欠損は使用の仕方で変わるだけで、お手入れの有無はあまり関係ないと思っています。

このことから、革のお手入れは「綺麗に保つ」をおおきな目的としてやる行為だと僕は考えます。ただ、例外として革を水で濡らしてしまうなどの革の保湿成分を損ねることをしてしまったら、積極的に保湿等のお手入れをする必要があります。

まぁとりあえず言えるのは、綺麗に保ちたい革ならばお手入れをしましょう!

準備するもの

・タオル

・薬剤

・眼鏡クリーナー

薬剤はこれを使っています。保湿、汚れ落とし等に使えて万能です。

使ってすぐは少し薬剤のにおいがするけど、数日でにおいはとれます。安心してください

お手入れ方法

今回、お手入れしていくのはこちら↓です。

タオルに薬剤を染み込ませる

タオルに薬剤をつけましょう。

タオルに薬剤をまんべんなく染み込ませましょう。

ダマにならないように気をつけてください。ダマのままだと革に塗布した際にシミになりやすいので、、、

革に塗布

まんべんなく塗りましょう。

ムラができないようにね!このときのコツはすばやく擦りつけるように塗布していくことです。また、先に述べたようにタオルに薬剤を染み込ませるときにダマにならないようしていくことも肝心です。

最後に眼鏡クリーナーで擦りまくりましょう。テカリが増します。

完了

お手入れ完了です。

あとは、風通しのいい場所で乾燥させてください。

↓これがお手入れ前

これ↓がお手入れ後です。

光の加減もあると思いますが、テカリがでて見た目がきれいです。

お手入れはこれだけで十分です。

是非、参考にしてください!

ではこのへんで!