多機能かつコンパクト!ガス缶もOK!トランギアのストームクッカー
ども!ペンギン野郎です!
今回はソロキャンプの料理で活躍間違いなしのクッカー
「トランギア ストームクッカー」
を紹介します。
どんな環境下でもこれがあればをなにも気にすることなく調理できます。
特に風に強いです。
また、スタッキング性も抜群でコンパクトかつ多機能な性能をもっています。
※注意:今回紹介するのはストームクッカーのsサイズです。
ストームクッカーの特徴
まず、ストームクッカーの特徴から解説していきます。
ストームクッカーは以下のものが入っています。
①風防兼五徳
②土台
③鍋つかみ
④アルコールストーブ
⑤⑥鍋×2
⑦テフロン加工のフライパン
どれもアルミ製であるので、強度がり軽量です。
⑤⑥鍋×2と⑦フライパンは普通のコッヘルにもついていますね。鍋は1ℓの容量です。普通のコッヘルと違うところは取っ手がついていないところです。ストームクッカーは鍋つかみがあり、フライパンと鍋を持つことができます。それから、僕の持っているタイプは⑦フライパンがノンスティックコーティングが施されており焦げ付き防止があるのも特徴的です。
このストームクッカーのもっともおおきな特徴の一つは、風に対してものすごく強いということです。風に弱いアルコールストーブとの相性がよいし、炊飯をする際の弱火も風に負けることはないです。
また、燃焼効率と加熱効率がよいという点もあります。
それらの特徴を生み出しているのが①の風防兼五徳です。この部分について熱弁させていただきます。
ストームクッカーは風につよい!なぜ?
風に強い理由は、①の風防兼五徳の効果です。360度四方八方死角なしで風を防ぎます。組み立ててみるとわかりやすいと思うので以下で組み立てた様子をご覧ください。
まず、↓の左のように熱源を土台の中央にはめ込みます。
あとは上に風防兼五徳を上にのせるだけで準備完了です。
下の画像を見ていただけるとわかると思いますが、アルコールストーブの周囲360度は完全防御されています。ここに鍋を載せるので上からも風を防ぐことができます。
↓が鍋をのせた状態です。どうですか?風に強そうですよね!?
僕の経験上このストームクッカーは風に対して最強です。ていうかむしろどんな環境でも最強です。まぁ特に風に強いということです。
僕は以前、自転車で日本一周をしたことがあります。そのときのお供のひとつに「ストームクッカー」があったわけですが、日本一周中はかなり助けられました。
台風などの日にも野外で調理をしなければならない環境下で、風を気にすることなくできたのもストームクッカーのおかげです。
また、風にも強いと言いましたが雨にも強いです。おそらく雪にも、、、
つまり、どんな環境でも「ストームクッカー」があれば野外で調理ができるということです。
それから野外でお米を炊く際にもかなり役にたってくれます。
お米を炊く際、火をかなり弱火にして20分ほど加熱すると思います。
普通のコッヘルだと、このときに風の影響を受けやすく、気づいたら火が消えてしまっていたということがよくあります。ちなみに、立て掛けるタイプの風防などが売ってありますが強風だと倒れそうで心もとないですし、風の向きが変われば効果が薄れます。
一方、ストームクッカーはその構造上ほとんどの風を遮るため、どんなに火を弱くしてどんなに風が吹いていようとも火が消えることはありません。これは僕の日本一周中の経験からも言えることです。つまり、やはり最強です。
燃焼効率と加熱効率抜群!
実はストームクッカーは燃焼効率、加熱効率もいいんです。
そのポイントとなる部分は
①土台の空気孔
②風防の構造
まず①の土台の空気孔から解説していきます。
下の画像をみてわかるように、土台となるパーツに多数の空気孔がついています。
この空気孔が煙突効果をもたらし燃焼中に常に新鮮な空気を送ってくれます。
新鮮な空気ということは酸素も豊富でありバーナーの燃焼効率を最大化してくれます。
次に②の風防の構造ですが、先ほども解説したとおり風防は熱源を360度覆っている形になります。
このことから、熱源から伝わる熱エネルギーの輻射熱が風防のなかで籠るような形になります。ですので、熱源からは伝導によって直接鍋が加熱される効果と、風防と鍋の間で発生する輻射熱で加熱される効果がもたらされることになります。つまり、輻射熱による加熱が期待できるぶん、ほかのコッヘルよりも加熱効率が高いです。
ガスバーナーも使用可能
アルコールストーブは嫌いで、ガスバーナー派のかた!
安心してください。別売りになりますがストームクッカーに取り付けることができるガスバーナーがあります。
これ↑はtrangiaの純正の製品ではありませんが、アマゾンのレビューを見る限り問題なくつかえます。ちなみに僕は純正のものを使用していますが、海外輸入になりますし値段が高いのであまりお勧めしません。ただ、純正のほうが火力が強いみたいですので、高火力のバーナーをお求めであれば純正のほうをお勧めします。
セッティングした感じはこんな↓感じです。
このガスバーナーの利点は火力調整がボンベ側についていることです。火力調整がしやすく、通常のバーナーよりもやけどのリスクがかなり低いです。
CB缶もいけるよ!
工夫次第で、CB缶も使えます。CB缶はコンビニでも手にはいるためCB缶が使えると不測の事態で役に立つかもしれません。
純正のバーナーの場合、詰め替え君といわれる商品が必要になります。OD缶とCB缶を詰め替えるための変換器具のことです。
上に貼ったBULIN製のガスバーナーの商品は変換アダプターがついているので詰め替え君を購入する必要はありません。
ねじ込むだけです。
ちなみに僕がCB缶を使用する際はこんな↓工夫をしてCB缶を安定させてます。
外観はこんな↓感じです。
ユニフレームのミニロースターとの相性がいい
ユニフレームのミニロースターという商品があるのですが、これがかなりスタッキング性能の観点から見てストームクッカーとの相性がいいのです。
このミニロースターは、ガスバーナーの炎をメッシュ部分にあてることによって遠赤外線効果で網焼きができるという代物です。擬似的に炭火の網焼きができると思ってください。魚やお餅やパンのトーストを調理するときに活用できます。
この商品、実はストームクッカーのsサイズにピッタリとスタッキングできるんです。↓をみてください。僕はいまストームクッカーにこれだけのパーツをスタッキングしています。
下のオレンジ色の巾着袋は取っ手等の小物を入れて傷防止をしています。
この巾着袋の上にミニロースターを載せることができます。
↓をみてください。どうですか?めっちゃピッタリじゃないですか?
ちなみに、使用する際もピッタリ使用できます。コンパクトな感じが堪りません(笑)
計算してつくられたかのように、ピッタリです。
ストームクッカーのsサイズを購入したら、同時に購入をお勧めします。
ストームクッカーの欠点
欠点は2つです!
1つ目!
重いです(笑)
アルミで軽量だといいつつも、パーツの量が多いとやはり重いです。
でも、この重さという欠点に勝る性能があると僕は思います。
1gという重さを気にするようなタイプのアウトドアラーには不向きです。
2つ目!
火の強弱を確認しづらいです。
普通、火の強弱って目でみて確認しますよね。
ストームクッカーはこの構造上、目で見て確認するのは難しいです。
アルコールストーブは音も聞こえないので、慣れないうちは火力調整がむずかしいかもしれないです。
一方、ガスストーブは音が聞こえるので、音で火力調整をすることができます。まぁこれも慣れが必要ですが(笑)すぐにできますよ(笑)
まとめ
ストームクッカーの利点
・どんな環境でも調理できる。特に風に強い
・燃焼効率、加熱効率がいい
・オプションが豊富
ストームクッカーの欠点
・重い
・火力調整が難しい
まぁこんな感じですね!
僕はかなり日本一周の旅でストームクッカーに助けられたので買って大満足です。
しかも、この性能は災害時にも大変役に立つと思います。
防災の目線で購入するのもありだと思います!
ご検討してみてください!
ではこのへんで!